この記事では、エアコン取り外しは自分でできるかについてまとめています。
エアコン取り外しは自分でできる場合もありますが、ガス回収や電源処理を誤ると故障や事故につながるため、不安がある場合は専門業者へ依頼するのが安心です。
エアコン取り外しは自分でできるかについて詳しく知りたい人はこの記事を確認してみてください。
まずは確認!エアコン取り外しは自分でできないわけではないが安易に行うのはおすすめでない!
エアコン取り外しは自分でできないわけではありませんが、初心者が安易に行うのはおすすめできません。
特に注意したいのが「ガス」の扱いです。
エアコン内部には冷媒ガスが入っており、取り外し前にはポンプダウンという作業で室外機にガスを回収してから配管を外す必要があります。
エアコンを取り外す際はフロン類を室外機に回収してから接続配管を外すようになっています。
この作業を誤ると、ガス漏れによる冷暖房能力の低下や再設置時の故障、環境への悪影響につながる可能性があります。
また、配管の取り外しや電源処理、高所作業が必要になるケースもあり、ケガや感電のリスクもあります。
そのため、エアコン取り外しを自分で行う場合は、取扱説明書を確認し、ガスを大気中に逃がさないことが大前提です。
不安がある場合や再利用予定がある場合は、専門業者に依頼した方が安全で結果的に安心です。
エアコン取り外しで自分でガス処理をする前に知っておきたい業者依頼の目安をそれぞれご案内
- ポンプダウンの意味が分からない場合
- ゲージマニホールドなどの工具がない場合
- 冷房運転や強制冷房運転ができない場合
- 電気配線を外す必要がある場合は資格面を確認する
- 室外機が高所や屋根上にある場合は業者依頼が安全
- 処分や再利用を予定している場合
エアコン取り外しで自分でガス処理をする前に知っておきたい業者依頼の目安は上記の6つがあります。
それぞれの目安について詳しく説明していきますね。
目安①:ポンプダウンの意味が分からない場合は業者依頼を検討する
エアコン取り外しを自分で行う前に、まず判断基準にしたいのが「ポンプダウンを理解しているか」です。
ポンプダウンとは、室内機や配管内に残ったガスを室外機へ回収する作業のことです。
家庭用エアコンには冷媒フロンが入っており、そのまま配管を外すとガスが大気中に放出される可能性があります。
経済産業省も、家庭用エアコンの取り外し前には冷媒フロンを本体へ回収するポンプダウン作業が必要だと案内しています。
エアコン取り外しを自分でする場合でも、ガスを「抜く」のではなく「回収する」という考え方が分からない場合は、無理をせず業者に依頼した方が安心です。
目安②:ゲージマニホールドなどの工具がない場合は自分でやらない
エアコン取り外しでガス処理を自分で行うには、作業に合った工具が必要です。
ポンプダウンの一般的な作業例では、三方弁のチャージポートに圧力計、つまりゲージマニホールドを取り付け、圧力を確認しながら作業する流れが示されています。
工具がないまま「冷房運転してバルブを閉めれば大丈夫」と自己判断で進めると、ガス漏れや回収不足につながるおそれがあります。
エアコン取り外しを自分で行う場合でも、ガスの状態を確認できないなら業者依頼が現実的です。
再利用予定のエアコンなら、ガス不足による追加費用を防ぐ意味でも専門業者に任せた方が安心でしょう。
目安③:冷房運転や強制冷房運転ができない場合は業者に相談する
エアコン取り外しを自分でする際、ガス回収のポンプダウンでは冷房運転または強制冷房運転を使うのが一般的です。
暖房運転ではなく冷房運転または強制冷房運転を行い、圧力を確認してからバルブを閉める流れとなっています。
ただし、故障して運転できない、冬場で冷房運転がうまくできない、強制冷房運転の操作方法が分からないといった場合は、自分で無理に進めるべきではありません。
ガスが配管や室内機に残ったまま外すと、冷媒が漏れる可能性があります。
エアコン取り外しでガス処理に不安があるなら、業者依頼を選ぶのが安全です。
目安④:電気配線を外す必要がある場合は資格面を確認する
エアコン取り外しを自分で行う際は、ガスだけでなく電気配線にも注意が必要です。
コンセントを抜くだけで済むケースなら比較的判断しやすいですが、室内機と室外機の内外接続線を外す作業や、電気工事を伴う作業がある場合は簡単に考えない方がよいでしょう。
経済産業省は、エアコン設置・修理の工事では作業ごとに電気工事士資格の要否が異なり、資格が必要な作業に無資格者を従事させることは禁止されていると案内しています。
エアコン取り外しを自分でするつもりでも、電源直結や配線処理が絡む場合は、ガス処理以前に業者へ相談する判断が必要です。
目安⑤:室外機が高所や屋根上にある場合は業者依頼が安全
エアコン取り外しを自分でできるか判断する際は、室外機の設置場所も大切です。
ベランダや地面に置かれている場合と違い、屋根上、壁面金具、高所の狭い場所に室外機がある場合は、転落や落下、外壁破損のリスクが高くなります。
さらに、ポンプダウン後の室外機には回収したガスが入っているため、倒したり衝撃を与えたりしないよう慎重に扱う必要があります。
エアコン取り外しは、ガス処理だけでなく重量物の移動も伴う作業です。
自分で安全に室外機を支えられない、脚立や足場が必要になる、1人では運べないと感じる場合は、費用がかかっても業者に依頼した方が安心です。
目安⑥:処分や再利用を予定している場合も業者依頼を検討する
取り外したエアコンを処分するのか、引っ越し先で再利用するのかによっても判断基準は変わります。
家庭用エアコンは家電リサイクル法の対象で、メーカーが引き取った後に冷媒フロンの回収・処理を行う仕組みがあります。
また、セパレート形エアコンでは取り外し時に室外機へ冷媒を回収しておくポンプダウンが必要とされています。
自分でエアコン取り外しをした場合でも、ガスが適切に回収できていなければ、再設置時に冷えない、追加充填が必要になるなどのトラブルにつながることがあります。
処分ルートや再利用に不安がある場合は、最初から業者に依頼する方が失敗を防ぎやすいです。
エアコン取り外しは自分でできるについてまとめ
- エアコン取り外しは自分でできる場合もありますが、ガス処理や配管作業には注意が必要
- 冷媒ガスは大気中に逃がさず、ポンプダウンで室外機へ回収することが基本
- 工具や知識がないまま作業すると、ガス漏れや故障、感電などのリスクがある
- 室外機が高所にある場合や電気配線が複雑な場合は、業者依頼が安心
- 再利用や処分を考えている場合も、正しい取り外し方法を選ぶことが大切
この記事では以上の内容をお届けしました。
エアコン取り外しは自分でできるケースもありますが、ガス処理や電源作業を誤ると故障や事故につながる恐れがあります。
特にポンプダウンや配管の扱いに不安がある場合は、無理に自分で作業せず、専門業者へ依頼するのが安心です。
